神保町花月「トラブルストーリー」

@神保町花月 19:00 A13

宮地さん脚本、ジューシーズ主演。もはや恒例になった班。今回はシソンヌとガリバートンネルというキャラの濃いコント師たちが加わった。期待しかしない。

どこまでが脚本でどこからがアドリブなのか、まったくわからないハチャメチャな展開。全編大笑いの連続!
1人何役もやるので、着替えが大変そう。舞台上の時間稼ぎの展開も楽しいんだけど。松橋さんと赤羽さんが残ったら、そりゃああなるよねw
影マイクとしてケレン三戸さんも参加。可愛い顔に似合わず低音の良い声。お得意のヘリコプターも披露していた。お見事。
じろうちゃんが目立つけど、佐助さんもなかなか。宮地さんは佐助さん好きよね。良い役を与えてくれるよ。
普段のコントじゃん!と思う展開もしばしば。コント師がコント師を集めてお笑い芝居を作るとこうなるのね。シリアスよりも笑い寄り。

1回しか行けないのが本当に悔やまれる公演。あと1回見たかった…。

【6/3追記】
死神のボス(じろう)が部下のマーハ(松橋)、アカー(赤羽)、ヒゲコイマン(佐助)に人間界のトラブルを見せるよう要求。ボスが気に入るトラブルを持ってきた死神が、次期ボスとなる。

まずはヒゲコイマンから。エロ映画館に入ろうとする男(忍)と、店主のおじいさん(三須)とおばあさん(じろう)のやり取り。
次はアカー。合格発表を見に来た青年(児玉)は自分の番号を見つけて喜ぶ。友達(松橋/赤羽)がお祝いに胴上げをしたいと言い出す。2人では胴上げができないと知り、上半身裸の男(三須)や不合格だった青年(佐助)を連れてくる。股間を狙う男、頭を狙う青年。
次はマーハ。デコピンに自信がある青年(三須)は友達(忍)にデコピンをしようとするが、両手が攣ってしまう。事故に遭ったり、通り魔に刺されたり、薬を買おうとしてヤミ金に手を出しヤクザ(児玉)に脅されたり。
脱落はヒゲコイマン。

次はアカー。取調室で容疑者(佐助)を問い詰める刑事たち(じろう/児玉)。あっさり自白した容疑者に、もう少しだけここにいて!と遊び始める。しかし真犯人は容疑者の弟だった。弟を庇って自白していた。それでもなお遊ぼうとする刑事たち。
次はマーハ。スカパーの生放送に集められた芸人たち。ジューシーズ、ガリバートンネル、シソンヌ。Mr.Xの声が聞こえる。増えすぎた芸人たちを減らすため、死のゲームを行なってもらいます。最後に生き残った人には1億円差し上げます。次々に殺されていく芸人たち。最後の勝者も、殺された。

ボスは次期ボスにアカーを選んだ。納得行かないマーハは、アカーを殺す。驚くヒゲコイマン。しかしボスは笑う。よくやった。それでこそ次期ボスだ。おまえを試したのだ。
しかしマーハは喜ばない。おまえは天使界から来たスパイ、ミハエルだな。ずっと前からおまえの正体に気付いていたんだ。
マーハの力が大きくなりすぎ、天使界を滅ぼす存在になりかねないということで、マーハを殺すために差し向けられたミハエル。しかしマーハの魔力を受け天使の姿に戻ってしまう。マーハはミハエルもろとも自爆した。
取り残されたヒゲコイマン。これが一番のトラブルストーリーだよ!

コント色の強い公演。コント師3組が集まったらこうなるよね。
合格発表のときの佐助さんのイッちゃった目が大好き。好青年の役もいいけど、ガリトンは変人変態やらせたらピカ一よね。
今回は松橋さんが可愛かったなぁ。赤羽さんと2人でキャッキャするシーンもあったし。合格発表はまさにジューシーズのコント。
三戸さんの良い声も聞けて嬉しい。次は舞台に立って欲しいなー。
たまにはこんな笑い色の強い公演も楽しいね。

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