U-14

@渋谷シアターD 14:00

歴史あるアンダーシリーズが終わる。歴史に残るアンダーの一部始終!

オープニング、カゲヤマが登場しメンバー呼び込み。頑張ろうな!と全員に声を掛けていく。
オープニング映像はメンバーの写真と名前が次々に映し出される。個人の写真も。とんでもなくカッコイイ!!!

まずは短めの本ネタから。
フレミング、医者マン。サンシャイン、ラスイチ。横澤夏子、演出家。ギチ、相方死亡。ぼくのユリゲラー、駆け込み乗車。ウメボシエンジン、スパイ。あいすけ、合コン必勝法。カゲヤマ、カラオケを盛り上げる。マンキンタン、数が数えられない。

順番待ち(坂田/益田/横澤/鶴貝/樋口/宮本/あいすけ)
コンビニでアイスを持ってレジに並んでいる坂田。会計を済ませた益田が、店員の横澤に告白しだした。長い手紙や歌に、アイス溶けちゃう!と叫ぶ坂田。困る横澤に、逃げ出そうとした益田を止める声。オタク風ファッションで立ち読みしていた宮本、逃げるのかい?と素敵な詩で元気づける。応援団のように応援する、2番目に並んでいた鶴貝。ついに横澤がOKを出した。そこへ店長の樋口がやってくる。横澤を罵倒する樋口。2番目のお客様こちらへどうぞ。好きです!店長に告白しだす鶴貝。急に言われても…。逃げ出そうとした鶴貝を止める声。逃げるのかい?宮本が素敵な詩で元気づける。結婚してください!ゴリゴリのゲイなんです、とOKする店長。オランダでは同性婚が認められています。あたし、産んじゃう!イチャイチャしながら去っていく2組のカップル。さらりと万引きしていく宮本。レジカウンターからモテフェロモン出てるの?とカウンターに入る坂田。そこへあいすけがやってくる。これはアリ、と期待する坂田。強盗だ、金を出せ!アイス溶けちゃったー!!!
展開を見守っていたところへの、宮本さんの「逃げるのかい?」には大爆笑が沸き起こった!チェックシャツにジーンズにバンダナという風貌から発せられる男前ワード、素敵すぎた。坂田さんのツッコミは勢いあって盛り上がるねぇ。大好き。可愛らしいカップルもロン毛と金髪のカップルも素晴らしい。あいすけさんのドスの利いた声がカッコイイ。

ショップ(舟生/岡/山本/信清/小澤/青柳)
服を買いに来た舟生。試着しようと店員を呼ぶと、セーイッ!と叫びながら5人の店員が走ってきた。無理やりワイシャツを着させられ、横文字を使うと日本語に直され、イライラする舟生。この服に合うアイテムありますか?チャラチャラしたの、嫌いなんで!店員が持ってきた風呂敷に包まれたものを試着する。ヒョウ柄のパンツに黒のハットにサングラス、赤いストール。服めっちゃチャラーい!!!
大真面目な店員たちに突っ込みまくる舟生さん。この班は優秀なツッコミが多いね!チャラチャラしたの、嫌いなんで!というセリフがバッチリ合っている店員たちも素敵。チャラい服が似合う舟生さんカッコイイ。

フェイクブック(渡会/横澤)
自撮り写真をフェイスブックにアップする横澤。ケータイでそれを見る渡会。夏子のフェイスブック自慢ばっかりなんだよなー。中学のときこんなヤツだったかな。文句を言いつつもいいね!ボタンを押す渡会。綺麗な星を見ながら、歌詞のような文章をアップする渡会。気持ち悪い!と言いつつもいいね!ボタンを押す横澤。海外旅行の予定や授賞式のドレスについてアップする横澤。トライアスロンやBMWについてアップする渡会。あー、毎日楽しみ!!!
架空の自慢話がどんどん加速する2人。ありえそうな世界だw自慢気な顔が最高にウザい2人!

映像(小澤)
小澤のインタビュー。自分で作った餃子を食べてみたいです。母の作ってくれた料理の中で、一番美味かったので。
『ジャオズ』
厨房を借りて調理を始める小澤。餃子の皮の袋がなかなか開かず怒ったり、タネをこねながら気持ち悪いと怒ったり、コンロに火が点かず怒ったり、スチール製のフタが熱いと怒ったり。出来上がった餃子を食べて「美味い」と一言。
主演・小澤憲(※フォントサイズ小)
映像/編集・樋口聖典(※フォントサイズ中)
監督・山本剛史(※フォントサイズ大)
技術担当樋口さんの映像編集のクオリティが凄い。そして最後の文字だけですべて持っていく山本さんズルいw山本さんの的確な指示のもと制作したらしい。

こうへい君(益田/宮本/あいすけ/横澤/青柳)
暗闇の中、ウツボを持ち舞っている益田。シャン、シャン、という鈴の音。こーへーくん、という単調な声。足を骨折し病院を訪れる益田。ようやくサッカーでレギュラーになれた益田だが、医者(宮本)はもうサッカーができないと告げる。最新医療を使えば1週間で治せるが、料金は30京5000万円。父親が借金を残して蒸発してしまったため、お金が無いと言う益田。しかしいろいろな患者がいて事情は知らないと冷たい医者。看護師(あいすけ)が暴れる益田を抑え付け注射を打つ。お茶摘みのバイトへやってきた益田は、先輩の横澤に恋をする。しかしイノシシ狩り用の地雷を踏んでしまった横澤は、腕だけを残して消えてしまった。おじいさんがやってくる。稚児を抱え、こうへい君と名付ける。人生とは、ただただ辛く、ただただ悲しいものじゃ。君はまだ産まれてすらいない。今までの光景は、君が体験する人生のほんの一部。それでも産まれてくるかい?暗闇の中、稚児を持ち舞っている青柳。黒子がウツボを舞わせている。シャン、シャン、という鈴の音。こーへーくん、という単調な声。暗闇の中、ウツボを持ち舞っている益田。天に向かって雄叫びを上げる。おぎゃー!という赤ん坊の泣き声。
ザ・ギチワールド!ただただ不気味なのに、人生について考えさせられる…ような…。鈴の音と青柳さんの単調な声が頭に焼き付いて離れない。前回のHOMEでも益田さん主役だったし、ギチは益田さんが大好きだね。そして宮本さんが医者というわかりやすい配役w稚児と腕が不気味すぎた。

決勝戦(全員)
ボロボロになった信清が倒れている。ここで終わりなのか…!貴様はそんなもんじゃないだろう!この声は!?過去の対戦相手、その他が次々に登場する。だるま伯爵(坂田)、シャンプーボーイ(舟生)、元花火師の爆弾魔(田畑)、色違いのジャイアン(益田)、童心ヒーロー加藤(山本)、美貌の殺し屋(宮本)、壁のシミ(青柳)、樋口樋口樋口!みんな!うおぉぉぉー!!!後手、二七銀。苦情を言いまくる全員。
舞台上がギュウギュウになる賑やかな感じいいねぇ!信清さんのセリフで全キャラ笑いが起きてた。凄い。童心ヒーローで笑いが起きすぎて、次の宮本さんがちょっとアレだったけどwだるま伯爵が超カッコ良かった。坂田さん素敵。

柔道一本勝負(あいすけ/田畑/渡辺/舟生/鶴貝)
映像が流れる。以前U-13で柔道勝負をしたあいすけと田畑。そのときは田畑が勝利した。そして今回、リベンジマッチが行われる。それぞれにインタビュー。田畑に似たらいのせらす大野を倒すあいすけ。すみません、つい癖で。メントスコーラで遊びながら、所詮女なんで!と自信満々な田畑。急にリップを塗る。何故リップを塗ったんですか?乾いたから。MCの舟生と渡辺が客席側に登場して説明を。田畑が柔道初段、あいすけが柔道2段。ジャッジ鶴貝、真剣勝負のあいすけと田畑。結果はあいすけの勝利!座り込んで悔しがる田畑、両親が見に来ているから勝てて良かったと喜ぶあいすけ。
映像の煽りがカッコ良くて。まさにドキュメンタリー。あの巻き舌なナレーションも樋口さんでしょう。技術力。真剣勝負が一瞬で決まってしまってビックリ。これで一勝一敗。次の対戦はあるのだろうか。

俺が岡慎太郎だ!(岡)
ダンスミュージック系の超カッコイイ音楽、俺が岡慎太郎だ!が何度も何度も連呼され、セリフも入る。チカチカ踊る照明の中、1人仁王立ちの岡慎太郎。振り向きざまに自分を指す。俺が岡慎太郎だ!!!
超・絶・カッコイイ…!!!!!タイトルすら出ず、急に始まったオカシンソング。渡辺さんに振り向きの角度を注意されまくった岡さん、オフィス樋口にて録音したようだ。途中の来るぞ!という声は渡辺さんだろうか。これは是非とも音源が欲しい。カッコ良すぎるでしょう。凄まじいクオリティ。なんなの。

ツッコパス(あいすけ/坂田/渡辺)
世間を騒がせている爆弾魔を捕まえるため、警察は同じ凶悪犯に協力を要請した。ツッコミ病に侵された、通称ツッコパス。スーツ姿の刑事(あいすけ)が独房にやってくる。警備員(坂田)は厳重に注意する。感情を動かしてはいけません。鉄格子はありますが、くれぐれも取り込まれないように。拘束着をまとい口元を覆う仮面のようなものを被せられているツッコパス(渡辺)。足音だけで刑事の身長を当ててみせる。警備員が仮面を外す。いや、まあまあブス来てるー!普通ヒールの音カツカツして来たら美人が来ると思うやーん!!!警察の要請を断り続けているツッコパス。誰が来ても同じだ。やすきよの漫才DVDや浜ちゃんの特集雑誌を餌に、協力させることに成功した刑事。爆弾魔が残した薬品を言い当てるツッコパス。充分よ、と刑事は去っていった。いや、雑誌とDVD持っていかれてるー!!!
渡辺さんの静かでクールなトーンと、ツッコミの動きまくる激しいトーンが凄まじかった!優秀なツッコミを有するこの班の中でも、最高峰だと思ってるよ!素晴らしいよ!爆弾魔と聞いて、決勝戦の田畑さんが思い浮かんだけどw

娘さんを下さい(全員)
横澤の両親に結婚の申し込みをしている渡会。認めない父(益田)、黙ったままの母(鶴貝)。君の心が伝わってこないんだよ!…わかりました。渡会はスタンドマイクを持ってくる。THE BLUE HEARTS『リンダリンダ』の替え歌を歌い出す渡会。背後の幕が開き、バンドメンバーが現れた!誰だこいつら!?こいつらが誰かって?バンドメンバー紹介するぜ!ドラムの田畑、ベースの宮本、ギターの樋口。1人だけプロよ?と母。おまえなんかにやんねーよ!夏子は小さい頃病弱でな、幸せになってもらいたいんだよ。父の語りに悲しげなBGMを演奏するバンドメンバー。飼ってたインコが逃げた♪と歌う渡会。ベースが鳴り、母がラップを歌い出す。マザーファッカー!渡会、そして横澤が歌い出す。娘さんを下さい♪歌の途中、QUEEN『WE WILL ROCK YOU』のリズムとともに全員が登場。娘さんを下さい!音が止まる。全員が父を見る。賢介くん、私は君を一生許さない。夏子を幸せに出来なければね。ということは…?夏子をよろしく頼むぞ。ありがとうございます!みんなでハイタッチ。見知らぬ男とハイタッチした父。誰ですか?俺は岡慎…ああっ!――暗転。
ごく普通のコントからの急展開!渡会さん歌上手いし横澤さんも上手い!鶴貝さんがロン毛振り乱してラップ歌ってるところは大爆笑と拍手が沸き起こった。最後は全員が一緒に歌ってた。バンドもカッコイイし良い歌だし、ラストを飾るのにふさわしい盛り上がり!ありがとう!!!

エンディング。期ごとに話を聞いていく。
16期、フレミング、サンシャイン。宮本さんは元々ベースをやっていた。元医者でバンドをやってたとか、充実しすぎでしょう!バンドをやりたかった坂田さん。剣道部だったので竹刀に鈴つけて振りますから!しかしプロ志向の樋口さんに却下されてしまった。
15期、ギチ、横澤夏子、ぼくのユリゲラー。樋口さんはコントの10倍くらいの時間を映像と音楽制作に割いた。青柳さん作の問題作、メッセージ性が強すぎる。リアルなウツボは田畑さんが3日掛けて制作した。横澤さんはヒロイン役が多くて嬉しかった。鶴貝さんはラップを失敗して震えている。100回くらい練習したのに!渡会さんはフェイクブックでも横澤さんと共演していた。あの同級生が結婚したのかもしれませんね!
14期、ウメボシエンジン、あいすけ、マンキンタン、カゲヤマ。ただただ名前を連呼した岡さん。自分の知らないところで超カッコイイ曲が出来ていた。田畑さんに勝てて本当に嬉しそうなあいすけさん。ウメボシエンジンをそれぞれプロデュースしたマンキンタン。
またどこかで会いましょう!

楽しかったー!たくさん笑ってたくさん惚れ惚れした。
人数の多いコント、少ないコント、全員が登場するコント、バランス良くてワクワクした。映像や音楽のクオリティはオフィス樋口が支えている。オープニング映像のフォントのバランスとかプロの仕事だよ。
オカシンソングがとてつもなくカッコ良くてお気に入り。もはやコントではないw全体的にポップなコントの中で異彩を放つ、こうへい君。打ち合わせでポカンとされ、ギチ2人でみんなに必死で説明したらしい。そんな世界観の塊なネタを採用する先輩たちが大好きだ。ツッコパスの渡辺さんの勢いが好き。マンキンタンにハマったキッカケは渡辺さんのツッコミだった。ひたすら堪能できて嬉しい。娘さんを下さいはもうカッコイイの一言。お笑いライブがこんなカッコ良くていいんだろうか。あのバンド、もっと聞いていたい…。
エンディングのメンバーの表情がとても楽しそうで、見られて良かったと心から思う。先輩後輩が協力してひとつのものを作り上げるユニットコント、素晴らしいよね。
終わってしまうのが寂しい。アンケートにも書いてきたけど、上層部に伝わるのかどうか。4月あたり、U-15がしれっとライブスケジュールに載ってたらいいな。出演者みんなが楽しそうなアンダー、17期にもあの舞台で笑って欲しいよ。

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