ねじ第3回単独公演「出荷-2014年度便-」

@新宿バティオス 19:30

2013年10月から始まった検品3rdシーズンの集大成。

開演前、佐々木さんの諸注意アナウンス。飲食喫煙は禁止です、どうしても我慢出来ないという方は病院へ行ってください。写真撮影は禁止ですが、シャッターチャンスはあります。検品を見ていた人ならピンとくるこの言葉にざわめく客席。
アナウンス終了直後、ギター片手にふらりと出てくる瀬下さん。これ何の集まりですか?ちょっと歌ってもいいですか?拍手に迎えられ歌おうとすると、警備員姿の佐々木さんが笛を鳴らしながら登場。ダメだよ君!許可取ってないでしょ!?客席からの拍手に、しぶしぶ許可する警備員。曲は「ボシカ」。手拍子がないからと一度曲を止める。手拍子が正解ですからね?再び再開。終盤、ハーモニカを取り出した警備員が曲に合わせて吹く。やっぱり音楽は良いですね!

オープニング映像。検品で行われてきたネタのタイトルが次々に流れてくる。白いワイシャツに着替えた2人がスクリーンの前に立つと、それぞれの胸元に名前が映し出される。どよめく客席にニヤリと笑う佐々木さん。

自首(2014年1月)。刑事の平和なセリフがいいよねぇ。小さい舞台で見てたから、動きまわるバージョンが新鮮だ。
異常性欲者。気持ち悪い!佐々木さん気持ち悪いよ!怖いよ!あの変り身は凄いな…。
銀行強盗。胡散臭い佐々木さんと真面目な瀬下さん。手を叩こうとする佐々木さんの手の間に手を突っ込んで止める瀬下さん面白かった。

幕間:スライド写真&ラジオ風トーク。2人の着替え風景の写真が数枚。後ろ髪を刈り上げすぎな瀬下さん。コント中に突っ込めない佐々木さん。

全国5大都市ツアー(2014年3月)。徐々に変化していく瀬下さん、恐怖に怯える佐々木さん。
JKリフレ(2014年5月)。プロレスごっこと称した技のオンパレード。膝を擦りむいた瀬下さん、腰をやった佐々木さん。あと半分あるんだよ!

幕間:スライド写真&ラジオ風トーク。セーラー服姿で座り込む佐々木さんの写真が可愛い。前売り特典のDVDについて。瀬下さんの問題作映像に突っ込みテロップを入れた佐々木さん。指、虫、というキーワードを入れたかった。

想い出の品(2013年11月)。検品ではリサイクルショップというタイトルだった。カメラからオルゴールに変わり、より恐怖感が増した終盤。狂気の佐々木さんと震える瀬下さんの迫力が凄まじい。
セッカチくんとノンビリくん(2014年5月)。検品では気の長短というタイトルだった。佐々木さんが一番大変w

幕間:スライド写真&ラジオ風トーク。着替え中の2人のピース写真が素敵。物販紹介。ポストカードはせじ登山での山頂の写真。「生きてる」とコメントを入れたくなる写真。CDは佐々木さんへのバースデーソング。

ヒーロー(2013年10月)。問うヒーローと答える怪人。無表情を貫く瀬下さんが怖い。追い詰められる佐々木さんの表情も素晴らしい。
霊界ハンター。おじいちゃんの家の蔵の中で、不思議な箱を見付けた佐々木少年。封と書かれた箱を開けると、封印されていた鬼が現れた。せじだらぼっちと名乗った鬼は、佐々木少年のご先祖様とともに戦った妖怪で、伝説の妖怪が現れたときに復活する。せじだらぼっち考案の必殺技は、すでに人間界でアニメ化されていたり。逆に人間界で考えだされた技も効くのでは?佐々木少年が幽☆遊☆白書の霊丸を試してみると、本当に妖怪に効果があった。あれから3年、すっかり妖怪ウォッチにハマってダンスをマスターしたせじだらぼっち。なよなよしていた佐々木少年は、紫の髪、黒い翼、顔と腕の紋様、いろいろあった末に姿が変わっていた。親友が妖怪だったり、自身が悪魔と人間とのハーフだったり、様々な出来事を経てこうなった。すべての妖怪を倒した2人。伝説の妖怪っていなかったね。そうだな、妖怪はすべて倒したな。ワシ以外は…。まさか!?2人の技が交差し、アッサリ倒れたせじだらぼっち。おまえめちゃくちゃ強くなってるな…。せじだらぼっちー!!!しかし妖怪は封印しない限り死なない。え、封印する?え、しないよ。今まで通りね。と、いうわけで!俺たちの戦いはこれからだ!

エンディング映像。幽☆遊☆白書『微笑みの爆弾』をBGMにスタッフロール。作のところ、佐々木さんの名前の1/3くらいの大きさで瀬下さんの名前が書かれている…。

物販のCDに収録されている曲「ボクの相方」を生歌披露。瀬下さんが歌詞カードを取りに行っている間、佐々木さんがストレッチをしている。佐々木さん本人もまだ聞いたことがない曲。歌詞カードという名のノートはあるものの、ギター弾きながらどうやって見るの?と佐々木さん。結局佐々木さんが持って瀬下さんの目の前に胡座をかいて座ることに。
バラード調で良い歌。優しいキ○ガイ佐々木さん。泣いてもいいんだよ?という瀬下さんに、メガネを取って無表情を見せる佐々木さん。

冒頭の茶番(佐々木さん談)を含めると10本のネタ。体力勝負なJKリフレが入っていて心配になったけど、無事に乗り切った。検品でやっていたものは年月を入れてみた。新ネタ3本か。
5大都市ツアーが大好きなので、入っていて嬉しい。ファン心理の闇が見えるよ。さすがにあそこまでは…やらないはず…。女装の瀬下さんがわりと可愛いのがなんか良い。ヒーローもとても好き。どうも佐々木さんが追い詰められてるネタが好きなようだ。表情が良いんだもの。2人とも演技上手いよなぁ。想い出の品での演技がどっちも怖すぎるよ…。
霊界ハンターはロングコント。ゲゲゲの鬼太郎、地獄先生ぬ~べ~、幽☆遊☆白書、妖怪ウォッチ。オタク心ピンポイントで狙いやがってー。微笑みの爆弾でざわっとなった人たちは同世代だ。人外な瀬下さんと悪魔が似合う佐々木さん素敵。
オープニングのオシャレっぷりにどよめいたけど、コントタイトルの出し方もカッコ良かった。暗転中に蓄光テープで書かれたタイトルを掲げて見せる。単独前、ツイッターにテープを使い切った芯の写真を挙げていたのはこれだったのか。セッカチくんとノンビリくんは2枚仕様。

楽しみにしていた単独が終わってしまった。大満足だけどちょっと寂しい。特典DVDと購入したCDでしばらく乗り切ろう。4thシーズンはいつからかな~?

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