キュリオス

@お台場ビッグトップ 15:30 A1-8

いよいよ東京千秋楽。7月末からは大阪公演が始まる。

開演前のグリーティングから、なんだかいつにも増して観客の興奮度が高い気がする。東京千秋楽だとみんなわかって見に来てるんだろうな。
メンタリストが最前列を歩きながらお客さんとハイタッチしているので波に乗ってみる。チェストの上から紙飛行機を飛ばすパイロットを見てニコニコしたり、ウロチョロして博士に怒られるロボたちを眺めたり、独特の歩き方と指先の動きでウロウロする研究員たちを見守ったり、開演前から楽しい。

スモークの中からニコとクララとマイクロコスモスが降りてくるのを見上げる景色も好き。ワクワクするなー!
カオスシンクロは最後なのでひたすらキットチャタムを追う。正面からだと他のアーティストがいて見えないけど、端席だと見やすい。手と腕でパーカッションやってるのもカッコイイけど、やっぱりスティック2本だよなぁ。クラブジャグラーとシンクロしながら叩いてるのがめちゃくちゃカッコイイんだ。机移動をするコメディアンの背中やら頭やら叩きつつwやり返そうとして空振りするコメディ。
コントーションは端からだと下の人たちの動きもよく見えて凄さが伝わる。ただ支えてるだけじゃなく、ありえない軟体ポーズ取りながら2人分の体重を支えたりしてるわけだ。凄すぎる。
チェアは何度見てもまったくブレていない。あの小柄な身体のどこにその筋力とバランス感覚が…?4mほどの高さまで積まれた椅子とキャンドルの上で片手1本で全体重を支えてるはずなのに、足先をピコピコ動かして余裕を見せる凄まじさ。キュリオスはいろんな演目好きだけど、一番凄いと思う「人」はチェアのこの人だわ。
立て続けにバランス技、ローラーボーラーも凄まじい。今日は珍しく横回転のときにバランスを崩して一度降りていた。上空にいるときじゃなくてよかった…。テント天井ギリギリまで上がるブランコの上でのローラーボーラーは狂気の沙汰。何度見てもヒャー!となる。
休憩明けのアクロネット、一番好きな演目はこれかもしれない、と最後にして思い直す。一番ヒューヒュー叫んでるわ。魚たちのヒレアピールが大好き。黒髪研究員の人を認識してから、どうにも彼ばかり見るようになってしまった。一番観客アピールが激しくてコミカルwネットにうつ伏せになって客席を見下ろしてジタバタしてるのを見て笑ってしまった。真下にいると面白い!視線の先がわからなかったので手を振ってみたけど、こっちじゃなかったっぽいwちぇー。演目終わりにピチピチ跳ねながら帰っていく姿もコミカル。
ヨーヨーはこっち側を向いてパフォーマンスしてるときに絡まったようで、一瞬で無理と判断したのか代わりのヨーヨーをマイクロコスモスから受け取っていた。あたり前のことだろうけど、このバックアップ体制が凄い。ピシッと姿勢の良い歩き方と動きで超高速ヨーヨーやるのカッコイイなー!
バンキンはずっと手拍子だし拍手だしヒューヒュー叫ぶし、ノリノリな彼らに負けないようにこっちも盛り上がる!舞台端に来ると、客席に向かってウィンクするアーティストが多い!カッコイイな!宙を舞う人間、というだけで凄いのに、宙に投げ上げてるのも受け止めてるのも人間なんだよな…凄すぎ。

撮影OKのフィナーレは、写真撮りたい!でも見たいし拍手したい!という気持ちで忙しい。黒髪研究員の人が通常衣装で椅子パフォーマンスに参加してるので凝視してたら、こっち側の席に笑顔で手を振ってくれた!キャー♡となってから我に返って写真を撮ったものの、もう別方向を向いてた。そりゃそうだ。やはり両立は無理だ。最後にハットを投げてるところは撮れたので良し。
千秋楽なのでアンコール3回。いつもは花束受け取ったら終了なんだけど、最後はサービスだね。私の席の後ろに小さな女の子がいたんだけど、最後に寝ちゃったみたいで、周辺のアーティストたちがお休みポーズしてニコニコしていた。微笑ましい。
スタンディングオベーションやりたいけど撮影OKなだけに立ってしまったら邪魔だよな…という日本人的感情により立てず。たくさん拍手してきた。

次に東京に来るのは2020年か。東京オリンピックの年なんだけど、シルク公演来てくれるかな。そして次の演目も気になる。スチームパンクなキュリオスはとても好みの公演だった。また好きなのが来るといいなぁ。

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